高血圧の適切な治療を行わず放置しておくと、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。合併症を起こすとそれぞれの合併症による自・他覚症状が出現するようになります。
最初に述べたように最初のうちは高血圧に特有の症状は見られませんので、自分が高血圧であることを知らない方が大勢いらっしゃいます。国や市町村が定期健康診断に力を入れているのは、早い段階での病気を見つけて早く治療を受けてもらうことが目的ですが勿論高血圧もその中に含まれています。
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高血圧治療の目的は単に血圧をコントロールする、下げるだけでなく(勿論血圧のコントロールは重要ですが)合併症をおこさないようにするのが最終的な目的なのです。高血圧の結果、障害される器官は脳、眼、心、腎、動脈の5つです。
通常、高血圧によって直接おこってくるものと、高血圧により促進される動脈硬化によってもたらされるものとの2つに区別されます。一般に、高血圧そのものに基づく合併症は、血圧を下げる治療によって効果が期待できますが、動脈硬化性変化に基づく合併症は、降圧治療による効果はあまり期待できません。
